BMW 電気自動車(BEV)のモデル・グレード一覧

BMファン君

BMWの電気自動車も充実のラインナップとなっています。
従来は、専用のBMW iブランドを立ち上げていましたが、現在は一般グレードに含めた展開となっています。BMW車のバッテリーEVモデルの一覧を解説します。

BMWのBEV概要
BEVの特徴、メリットとデメリット
BMWチャージングの仕組み
最新のBMW製BEVラインナップ一覧

BMWのBEV概要

BMWは、2010年代の早い段階からBMW i3を市販していました。全世界のメーカーの中でも日産リーフと並んで、電動化モデルとしては非常に先進的なメーカーです。

BMW社における電動化の歴史

ハイブリッド車やPHEV車の市販化タイミングも早く、日本車に比べて欧州車が出遅れている、追いつけないから、BEVにシフトしたというにメディアの記事は誤りです。

BMWのBEVやPHV車情報（i/iXシリーズ）歴史と戦略

BMWの電動化戦略とは？。今後、内燃エンジンを廃止し、電動化に向けての施策を整理しました。BMW電気自動車やハイブリッド車のラインナップや歴史・スペックや充電プラグ規格について解説します。

BEVの特徴、メリットとデメリット

モーター駆動は静粛性が高い

エンジンの振動や排気音が無く、静かである。
バッテリーの電力により、モーターのみで走行するため、走行音が静か。
ミッション、ギヤなどのシフトショックが無い。
この静粛性は、大排気量の高級車以上の静さとスムーズ感を発揮。

モーター駆動はトルクが大きい

モーター本来の特性として、初動から大きなトルクを発生します。
エンジンの回転数に応じて増えるトルクと異なり、低速から大トルクを発生。
スタート時から、湧き上がるトルクにより、素晴らしい加速感が得られます
日常の加速シーンでもパワー感、トルク感は十分満足できるでしょう。

排ガス、CO2を排出しないクリーンなモーター

モーター駆動時に、排気ガスやCO2を排出しないため、環境にやさしい動力源です。

ブレーキ時のエネルギーを電気として蓄電

モーターは、ブレーキング時のエネルギーを電気として蓄電し、利用します。
回生ブレーキの機能を備えており、燃費でなく電費効率に貢献します。

ドライブシャフトが不要となるレイアウト

重量物となるバッテリーをフロア底面に配置しています。
従来よりもバッテリースペースの配置効率化が進み、フロアやトランクスペースが犠牲にならずに済んでいます。
フロントモーターで前輪駆動、リヤモーターで後輪駆動となり、エンジン車のようなドライブシャフトが不要となっています。スペース効率や駆動効率の向上に寄与する設計が可能となりました。