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BMW E90 E91 E92 E93情報(3シリーズのスペック・カタログ)

3シリーズ
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E90/E91/E92/E93のスペック(諸元)

E90/E91/E92/93 スペックの主要諸元( 320i/323i/325i/330iマイナー前)

E90 E91 E92E93 スペック
全長、全幅、全高 4520x1817x1424
ホイールベース 2760
最小回転半径 5.3m
トレッド F1500/R1513
車両重量 1460kg
1510kg
1525kg
エンジン 直列4気筒DOHC16V(320i)
直列6気筒DOHC24V(325/330i)
燃料タンク 60L
操舵装置 ラック&ピニオンパワー(車速感応式)
トランスミッション 6AT(ステップトロニック)
サスペンション Fダブルジョイントストラット/Rインテグラルアーム(マルチリンク)
ブレーキ F/Rベンチレーテッドディスク+ABS、EBD、ASC-T
アルミ/タイヤ 205/55R16/7J16(320/325i)
225/45R17/8J17(330i)
10・15モード燃費
最高速・0-100キロ 220/9.0sec
245km/7.0sec
250kmリミッター/6.3sec
標準装備(一部OPT)
定員5名
ABS/DSC/DBC/EBV
デュアルエアバッグ/サイドエアバッグ/ヘッドエアバッグ
電動格納ドアミラー/PS/PW/集中ドアロック/電波式キーレスエントリー・イモビ
ハイマウントブレーキランプ/フォグランプ
Pシート/ウッドパネル/ダイバーシティアンテナ/自動防眩ミラー
BMW-HIFIスピーカー/マルチインフォメーションディスプレイ
オンボードコンピュータ/オートエアコン/AUC(空気汚染物質関知内気循環)
iドライブ/アクティブステアリング(opt)

純正ナビ 2005年よりアルパイン製HDDナビに変更。
バージョンアップのHDD地図データVer4.X。33,600円なり

追加パッケージオプション(2005)
  • ■ハイラインパッケージ
  • マルチファンクションレザーステアリング/シートヒーター
  • 電動リアブラインド/ポプラウッドパネル/CDチェンジャー
  • ■ダイナミックパッケージ
  • スポーツサス(15ミリダウン)/バイキセノンライト
  • ヘッドライトウォッシャー/17インチアルミ+ワイドタイヤ
  • マルチファンクションレザーステアリング/シートヒーター
  • スポーツシート/クロス・レザーコンビシート/各種補助照明

335iクーペカブリオレ スペック

335iカブリオレ マイナー前 マイナー後 2010/04-
全長、全幅、全高 4590x1780x1385 4612x1780x1385
ホイールベース 2760
最小回転半径 5.3m
トレッド F1500/R1505
車両重量 1820kg 1810kg
エンジン 直列6気筒DOHC24Vツインターボ(前期)・シングルターボ(後期)
燃料タンク:燃費:CO2 63L:-.-:-.- 63L : 11.4km/L : 205g/km
操舵装置 ラック&ピニオンパワー(車速感応式)
トランスミッション 6速AT(ステップトロニック) 7速DCT
サスペンション Fダブルジョイントストラット/Rインテグラルアーム(マルチリンク)
ブレーキ F/Rベンチレーテッドディスク+ABS、EBD、ASC-T
アルミ/タイヤ F225-45R17/R255-40R17
ラゲッジ 160L
0-100km/h加速 -.- 5.7秒

335iクーペ スペック

BMW 335iクーペ マイナー前 マイナー後 2010/04-
全長、全幅、全高 4590x1780x1395 4612x1780x1395
ホイールベース 2760
最小回転半径 5.3m
トレッド F1500/R1505
車両重量 1620kg 1600kg
エンジン 直列6気筒DOHC24Vツインターボ(前期)・シングルターボ(後期)
燃料タンク:燃費:CO2 63L:-.-:-.- 63L : 11.9km/L : 196g/km
操舵装置 ラック&ピニオンパワー(車速感応式)
トランスミッション 6速AT(ステップトロニック) 7速DCT
サスペンション Fダブルジョイントストラット/Rインテグラルアーム(マルチリンク)
ブレーキ F/Rベンチレーテッドディスク+ABS、EBD、ASC-T
アルミ/タイヤ F225-45R17/R255-40R17
ラゲッジ -L
0-100km/h加速 -.- 5.5秒

M3 E92スペック

全長、全幅、全高 4615×1817×1418
ホイールベース 2761
最小回転半径 -.-m
トレッド
車両重量 1655kg(先代比95キロアップ)
エンジン V8 DOHC32V 420hp/8300rpm、40.8kg-m/3900rpm、0-100km/h4.8sec
燃料タンク 60L
操舵装置 ラック&ピニオンパワー(車速感応式)
トランスミッション 6MT
サスペンション Fダブルジョイントストラット/Rインテグラルアーム(マルチリンク)
ブレーキ F/Rベンチレーテッドディスク+ABS、EBD、ASC-T
アルミ/タイヤ
ラゲッジ

スペックの特徴

M DCT (ダブル・クラッチ・トランスミッション)

  • 新開発7段2ペダルM/TのM・DCT
  • 1、3、5、7速の奇数段と2、4、6速の偶数段を受け持つふたつの油冷湿式クラッチを持ち、わずか1000分の2~3秒で変速
  • パドルシフトまたはシフトレバーによるマニュアル変速も可能。
  • M・DCT搭載車は0~100km/h加速が5.1秒に向上、6M/T車を0.4km/リッター上回る燃費。
  • CO2排出量も6M/T車より16g/km少ない293g/km。
  • M5やM6のSMGと同様に、変速スピードの調整ができるドライブロジックを搭載。
  • マニュアルモードで6段階、オートマチックモードで5段階の調整可。
  • タコメーター内には8個のLEDを用いたシフトアップインジケーター装備。
  • 坂道発進を容易にするヒルスタートアシスト機能
  • 低速走行時、エンジンと変速機を自動制御するロースピードアシスタンス

320i写真

320d情報

日本未導入のBMW 320dについて。
欧州車市場は、日本市場と異なりディーセル車のシェアが非常に高い。
その中で、320dは、3シリーズの主力モデルとして100kmの距離を4.1リッター、CO2排出量109gという性能をマークする
エフェイシエント・ダイナミクス・エディションモデルが存在する。

BMW 320d
全長、全幅、全高 4531×1817×1421
ホイールベース 2760
最小回転半径 -.-m
トレッド 1506/1535
車両重量 1505kg
エンジン 直4DOHCディーゼル直噴ターボ
163ps/3500-4200rpm
360Nm/1750-3000rpm
燃料タンク 60L
操舵装置 ラック&ピニオンパワー(車速感応式)
トランスミッション 6MT
サスペンション Fダブルジョイントストラット/Rインテグラルアーム(マルチリンク)
ブレーキ F/Rベンチレーテッドディスク+ABS、EBD、ASC-T
アルミ/タイヤ 205/50/R16
最高速・0-100km/sec 225km・8.2sec

部品交換費用

一般ショップの価格例です。ディーラーでは~1.5倍程度の価格となります。
車種・年式、劣化具合により価格は変動します。あくまで最低価格として参考にして下さい。

  • エンジンオイル・フィルター交換:1.2万円~
  • エアフィルターエレメント交換;0.6万円~
  • 電動ウォーターポンプ交換:15万円~
  • CPU診断:0.5万円~
  • ベルト・ローラー・テンショナー:5万円~
  • インタークーラーホース:2万円~
  • 冷却液(LLC)交換:1.5万円~
  • イグニッションコイル:1.5万円~
  • エアコンフィルター交換;0.8万円~
  • ドアミラー交換;9万円~
  • ブレーキパッドローター交換:10万円~
  • スタビライザーリンケージ:2.5万円~
  • エンジンマウント交換:2万円~
  • サスペンションアーム交換:3.5万円~
  • ATF交換とスクリーン交換:8万円~
  • ジョイントディスク交換:5万円~

BMW E90の車幅が1817mmから1800mmに改善された裏話

発売前情報の全幅は1817mm


発売前にE90関連の情報がWEB上に流れた。E46からの正常進化版として、スタイリングもアクの強さを消して期待の持てる内容だった。
引っかかるポイントは1点だけ。車幅が1817ミリだったことである。 運動性能の向上は、数字からすれば当たり前である。

欧州車雑誌は、1817mmの車幅を肯定するコメントを掲載

E90発売前、E90のスペックがWeb上にリークした。車幅は、なんと1817ミリ・・・。3シリーズユーザーから驚きの声が上がる。
一方、輸入車専門誌では、1800ミリを肯定するようなメーカー擁護のコメントが目立った。トレッドの拡大による安定性、コーナリング性能アップなど、結果的に当り前なコメントも見受けられた。
3シリーズが、なぜ日本で人気のあるモデルなのか、本質的なことが全くわかっていないし、歴史的背景も理解していない。ユーザーが望んでいることすら、判っていないのである。雑誌編集者だか、自動車評論家だか知らないが、メーカーや雑誌にこびる・・・ユーザー無視の姿勢に閉口した。

自動車専門誌の某O氏のボディ拡大を賞賛するコメントは全く的外れであり、一般のユーザーにとって全く眼中に無い部分。
ボディ拡大をデメリットと受け止めユーザーの視点でコメントしている雑誌もある。しかし数は、ごく少数。
某O氏の75ミリの大幅拡大を正当化するコメントもありました。
過去1800ミリ以内でV8エンジン搭載車は数多くあり、M3用V8の搭載の為に拡大したという説明も、かなり見苦しかったのです。

E30→E36→E46と大型化する流れは許容範囲だったのかもしれないが、 E90 については物理的に拒絶するユーザーが出て来る状況にある。
3シリーズオーナーが1シリーズへ乗り換える動きが、現6気筒ユーザにまで及ぶかは微妙である。(2005)
実際の見た目は、ボディ上部の絞り込みによって、さほど大きくは見えない。
しかし、視覚的に小さく見えれば良いのだろうか・・・室内は、ガラスエリア上部の絞込みにより、75ミリアップの広さを体感出来ない。
一般の3シリーズユーザーにとっては、運動性能の向上よりも重要な部分が体感できませんでした。
右ハンドル車で不満の多い運転席の居住性や、後席のゆとりは、車幅拡大の数値ほど感じないのも残念である。
日産フーガ:1795ミリ、トヨタクラウン:1780ミリ、という数字からすれば日本市場に合致していない ことは明らかである。
居住性と安全性を両立しても1800ミリあれば十分という考え方も出来る。
コンパクトセダンの世界基準が1800ミリ超となり、日本の駐車・道路事情が改善されるようになるまでには、相当な時間がかかると思われる。
アメリカ市場をターゲットにした拡大なのか、欧州市場のニーズなのか、明確な答えは判らない。
少なくとも日本市場のニーズが完全に無視されている事は確かである。
フーガやクラウンよりE90 の室内幅は狭く感じられるし、横からの衝突に対する安全性が上回っているとは思えない。
居住性や安全性向上の為の車幅拡大、V8搭載用という説明に全く納得感が得られないのは、なぜだろうか。
世界標準の最新レクサスisは1795ミリ、アッパーミドルのGSでも1830ミリしかない。 欧州車の大型化は流れは、止まらないが、日本で転がすには「我慢」という選択肢しかないのか・・・。
右ハンドル車の不満同様、車幅拡大の不満も、世界市場から見れば「小さな不満」に過ぎず、日本市場は、これからも見捨てられる運命なのだ・・・。(2006)
メルセデスのニューCクラスの幅1770ミリには、大きな意味が込められている。室内の広さは同等レベルが確保されているようです。
国内販売も好調な3シリーズは、結果的に「1800ミリ超の車幅も問題なし」のような雑誌コメントも書かれるようになった。

これは論外だ。購入後のユーザーに狭い道路・駐車場事情を我慢しながら使っている声があることを無視してはならない。 結果的に売れてしまえば良いのか?。街中の駐車スペースは狭く、隣の車とのスペースは狭くなるばかりである。まだまだ
日本の道路事情は、改善されていない。 購入を止めたり、1シリーズに流れたユーザーがいることも忘れてはならない。(2007)

3シリーズの大型化など足元にも及ばないほど巨大化したアウディA4がデビュー。 欧州Dセグメントの巨大化の波は留まる所を知らない勢いである。
確かに値段据置で、見栄えが立派なら売れる・・・アウディだけの攻め方かもしれない。 過去のユーザーを切り捨て、見栄え重視路線が日本でも通用するのか、動向を見守りたい。(2008)

ユーザーアンケートでは車幅拡大に反対が多数

発売前からE90車幅改善を訴えたサイトは、当HPだけだったかもしれません。
アンケートも設置してユーザーのニーズも調べてみた。1800ミリ超を肯定する意見は、どちらかといえばE90オーナーの意見が多く、全般的には批判的な意見が多いのは言うまでも無い。
発売開始直後から、輸入車専門誌のほとんどが、1800ミリ超の車幅を肯定したコメントが目立った。しかし、Web上において車幅が広すぎるのではないか・・・との論調が強くなるにつれて、専門誌の受け売り論調もトーンダウンし、辛口のコメントも増えてきた。一方、一部雑誌では、売れているから日本のユーザーに受け入れられた・・・などという論外なコメントも見受けられた。
やはり、旧オーナーからは、1800ミリ超を否定する意見が多数を占めた。
肯定意見は、E90オーナーからのものだった。
E90オーナーアンケートの中でも、車幅に気を使うという意見も見られた。
客観的に見ても、コンパクトセダンと1800ミリ超の車幅とはリンクしない。
それは、クラウンやフーガなどの上級?サルーンを見ればあきらかである。
勿論、日本でも狭い道を使わないユーザーにとっては無関係の話でもあり、価格据置でのサイズアップは、お買い得感もある。実際、新型アウディのA4は、違和感のある大きさでもある。
しかし、旧ユーザーは、抵抗感を示しつつ、ガマンして乗るしかないのだ。
ライバルのメルセデスCクラスは、フルチェンで1800ミリ以下に抑えてきた。日本市場を見据えた設定ではないが、マイナーチェンジとしては、妥当なサイズアップである。日本車では、アコードがいきなり巨大化した。格上のスカイラインクラスをターゲットとしたフルチェンジのようである。4発エンジンとのギャップが、ハリボテのようで、違和感がある。
発売後、E90の車幅に対する違和感の声がWeb上に広がり、雑誌のコメントも影響されてか、やや否定的なコメントが増えてきた。ユーザーの不満が広がったカタチだ。販売台数的に車幅が影響を与えているわけでは無かった。

なんと、マイナーチェンジで車幅が1800ミリへ縮小へ

2008年10月、日本専用モデルとして車幅を1800ミリに抑えてマイナーチェンジデビューした。
ドアハンドルの形状変更によるもので、根本的なサイズダウンでは無いが、あえて日本市場を重視したカスタマイズを行ったことに対して評価したい。
これは、インポーターが冷静にユーザーの声を受け止めた結果であり、今まででは考えられなかった大きな変化として受け止められるだろう。新型7シリーズもサイズの拡大は止まったようであるし、排気量とボディサイズのダウンは、世界的なトレンドなのかもしれない。
日本のユーザーの声、今回のインポーターの対応が次期3シリーズに生かされる事を期待したい。(2008/10)

マイナーチェンジ後の雑誌インプレ

LCIとは、ライフサイクルインパルスの略で、日本ではマイナーチェンジを指す。さて、発売前から1800ミリ超えOKの論調を掲載した某誌インプレを見てみた。

  • 微妙だが、意義のある変更。
  • 出っ張った部分はハンドルであり、クーペは1780ミリに過ぎない。
  • ドアハンドルの形状変更で、ハンドルとボディが狭くなったことにより・・・。
  • 日本ではベストセラーカーの地位を保つが世界市場では3%に過ぎない。
  • そんな小さな市場の要求に応えてドアハンドルを変更した。
  • 車幅が、現行モデルを買わない理由ではない。
  • 日本市場にかける意気込みは、・・・。

コメントに変化が見られる。日本仕様の改革は始まったばかりなのかもしれない。(2008/11)

マイナーチェンジ後の雑誌インプレ(その2)

雑誌などで、新3シリーズを紹介する時、必ず1800mmという文言が付く。それだけBMW自体がアピールしている証拠でもある。(2009/01)

3シリーズは進化・・・雑誌コメント(その3)

ボディ全長が50mm伸びたことが取り沙汰され・・・論点が違う。
雑誌もネットの論調も50mmプラスの全長など全く問題視していない。それは正常進化の範囲内である。
一般ユーザーが問題視したのは、1800ミリを超えたの車幅の事である。
75ミリの大幅な車幅拡大を正当化するコメントを発したリポーター・・・どうにか自己の主張を正当化したいようである。(2011/08)

まとめ

E90登場後、輸入車・国産車も衝撃吸収のために安全確保のためにボディサイズは拡大の一途となりました。
ユーザーの意識改革も進み、従来ほど1800mm以下が必須とする状況でなくなりました。
過去の歴史として日本市場を重視した背景として記録に残しておきます。

オーナーによる5段階評価

順位 票数 項目
1 13 星5つ
2 6 星4つ
3 3 星3つ
4 2 星1つ
4 2 星2つ

BMW E90関連情報